TOEIC295点から駐在員(技術翻訳・会議通訳・契約書作成)に転身!やってきたことを全て晒す

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この記事を書いている人について・英語力など


海外生活が長いのでTOEICの公式スコアで実力を示すことは出来ませんが、現在私は駐在員として技術資料の翻訳や会議通訳、契約書作成などの業務を行っています。そしてこれら難解な英語の仕事はTOEICの点数で言えば900点以上無ければこなせないような事ですし、同レベルのアウトプット力が求められます。

しかしながら、私は学生時代に英語が得意だったわけでも、バイリンガルでもありません。現在の仕事に就く2年前(今から3年前)まではTOEICが295点しかありませんでした。更には自他ともに認めるような馬鹿だったため、頭を使うような仕事をしていませんでした。


英語が元々得意な人、あるいはバイリンガルの人、または先生方が英語学習について色々と指南しているありがたいサイトは多くありますが、私のような英語が苦手だった人間が2年間という限られた時間で現在の英語業務を伴う仕事に転身することとなった事例からもお伝え出来る事があるのではないかと思って、ブログをはじめることにしました。
”英語で苦労している人に読んでほしいと思っています。”

馬鹿な私が2年間で英語力を手に入れるためにした事を全て晒します。


1章 英語は嫌いだった。でも海外の世界に憧れがあった


学生時代から英語は嫌いでした

高校生時代に英語のテストで0点を取った事があります。自慢にはなりませんが、英語のテストで0点を取った人を知っていますか?

卒業してからは、外人さんに道案内も出来ません。

もうね、英語なんて「日本にいたら使わないからいいじゃん。」って思ってました。


その一方で、海外映画やドラマを通して「外国には日本と違う世界が広がっている」んやなぁという憧れがどこかにありました。

まぁそこから色々ありまして、英語を勉強することにしました。動機は「外国に広がっている違う世界を見たい」という単純なもの。


2章 まずはじめにやったこと


まず第一に、自分のレベルを知ろうと、TOEICを受けました。
なんとバッチリ対策をしたおかげで295点を取得!!!!することが出来ましたね。

次に具体的な目標を決めました。
1年後にTOEIC750点以上無ければ参加出来ない留学のコースがあったのでエントリーしておきました。
留学エージェントさんには鼻で笑われました。
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エージェントさん「このコースは元々英語が得意な人が集まるコースで、TOEIC295点で参加したいという人は今まで1人も・・・。」
わたし「じゃあ参加します。いつまでにTOEIC750点取れば良いですか?」
エージェントさん(この人、馬鹿なんじゃないの・・・・?)

次に周りに目標を公言しておきました
わたし「英語が得意な大学生や元商社マンが受けるような留学クラスにいってくるぜ。」
周りの反応「え。英語できたっけ?」
わたし「うん。これから勉強する。」
周りの反応(え・・・馬鹿なんじゃないの・・・?)

はい。これで1年後にTOEIC750点という具体的な目標が固定されました。
実現出来なかったらただの馬鹿です。


3章 1年目の勉強でやったこと


TOEIC295点の中学生レベルからのスタートですから、ある意味やらないといけない事が明確でよかったです。

そう、全部。

なので、まず何をやれば良いか、棚卸しておきました。
そして、戦略を立てました。いろんな教材に手を出す時間は無い。自分に合った教材を書店で決めるぞ!
5時間くらい書店に立てこもって相棒になる本を探しました。

①文法
出来たら理解しやすい文法書で!
文法書を見比べました。 「一億人の英会話」っていうのがわかりやすかったので買いました。
この本はイメージで文法を覚えていくというもの。ネイティブの視点が盛り込まれており、「なるほど」が多くて、楽しく読めました。

全部理解するのは無理だろうということで5回読み直しました。
こんなかんじ。:
1回目 1週間でサーーッと読んでしまって全体像をつかんで、
2回目 理解出来るところを先に読んでしまって、わからないところを後回し
3回目 理解出来るところを増やして
4回目 理解出来るところを増やして
5回目 だいたい、完璧じゃないけど理解できたかなーっと思いましたね。

「全体像」をつかむのはとにかくお勧め。
英語の文法ってお互いに相互関係にあるって気付きました。「全体像」をつかむと、各章を覚えるための「部屋」と、各章の繋がりがわかる「迷路の廊下」がぼんやりと頭の中に用意されるんです。

②単語
これも自分のスタイルに合いそうな単語帳を探しました。「キクタンシリーズ」
散歩が好きだったんで散歩中に聞きながら呟きながら英単語を覚えてました。怪しい人ですね。

もちろん家に帰ったら例文も音読。
机に座って文字を書くのが嫌いでしたから、とにかく「音」と「口」で単語を覚えました。
寝てる間に音声流したりね。

「音読」がとにかくお勧め
音読を勉強の手段として選んで本当によかったと今実感できます。何故なら口から勝手に「単語」が出てくるから。「口」が覚えてしまっているんです。これが書いて「手」で覚えていたら、今の仕事で苦戦しているところでしょうね。

③この時点では長文を捨てる
最低限の勉強はしましたけど、優先すべきは単語と文法だと割り切って捨てました。

この選択が後々命取りになることを知らずに・・・。

④リスニングくらい楽しくやらせろ
ビートルズとカーペンターズの曲を聞きました。 
はじめは歌詞を見ながら。

楽しくといっても、移動中・睡眠中・食事中 洋楽を聞くかキクタンを聞くか、TOEICのリスニングパートを聞くかというガチのものです。

空いた時間は全て、海外ドラマ。
好きだったのはありますが、1年で1500時間は見たような気がします。
英語力の無いうちに海外ドラマを見て効果無いとはいろんな人が言ってますが、
私は2年間で3000時間海外ドラマを見たせいか、今では海外ドラマは字幕無で見てます。

⑤TOEIC過去問題集を2冊
5回ずつ解きました。
わからない文法問題は調べましたし、
聞き取れない英語は聞きとれるまで聞きました。


そんなこんなで1年後、ミシガンテストとかいう英語試験でTOEIC850点と同等レベルと判断されるに至りました。(TOEIC開催日に予定合わず、このテストをもって留学エントリーとなりました。)


4章 2年目の勉強でやったこと


周りは元商社マン、または英語が得意な現役学生(TOEIC900点など)。既に2年の留学経験者、その他めちゃくちゃ喋れる海外の方々も混ざっています。

膨大な量の読解・その要約や内容のディスカッション。
本当に聞きとれないネイティブの番組のリスニング。
英語での面接の練習。
英語での飛び込みインタビュー(マーケットリサーチ)・模擬交渉。

一年前まで中学生レベルの英語力だった馬鹿が混ざります。
1年目で読解の勉強をほとんどしていなかったことが加わり、リーディングに時間がかかります。そして睡眠不足が続きました。

2年目に特に力を入れた勉強内容は主に3点です。
①ディスカッションの内容を想定した例文作り
実際にテーマが与えられて即興でディスカッションする力はありません。
ということで予め、話す内容を想定して例文を作っておきました。
これは今日の仕事でも役に立っています。会議通訳をすることがありますが、事前用意無しでは絶対出来ません。

②効率の良い文の読み方を覚える
精読していたのでは、他の人のスピードには到底追いつけません。
大事なポイントのみ読んでいきました。読んでいくうちにどこの文章が大事か、文と文のつながりを意識して読む事でつかむ事が出来ました。これも英語を使う仕事に就いてからも役立ちました。仕事となるとより膨大な資料がありますからね。

③語彙力では勝てない。簡単な単語だけで表現をする。
単語をいくら覚えても周りに勝てません。もう簡単な単語だけで単刀直入に素早く切りだす英会話にフォーカスしました。この選択も後々役に立つことになりました。
現在はアジア圏での駐在をしているため、難解な単語は周りが理解してくれない可能性が高いためです。


5章 3年目の勉強でやったこと


建築業界のある企業より内定を頂きました。
募集要項には「日常会話ができればOK!」

・・・入社してみると、技術資料の翻訳から会議での通訳から、契約書を作る事もありました。
もう苦労しまくりです。

3年目にやったことは
①仕事に使う英語を覚える
これはどこの企業に入っても同じですが、仕事に使う英語を最優先して覚えれば1カ月で最低限の会話が出来ます。

②オンライン英会話
講師が全員ビジネスのバックグラウンドを持つビズメイツを選びました。 なんでかってと英語でわからない事があった時に相談したいから。
ビズメイツは講師がビジネスのバックグラウンドを持っており、知識量が違います。

③英文契約書の勉強
ビジネスマンとして契約書には携わる事になりますので、英文契約書の勉強をはじめました。


まとめ


私が英語力を短期間で底上げ出来たのは、大きく4つの理由があります。
①目標を固定したから
目標は公言してしまうと引き返せません。

②英語が必要な環境に飛び込んだから
英語が出来ないと周りに迷惑をかけるどころか、クビになるポジションに就きました。

③口コミに惑わされることなく自分にあった教材を選んだから
しっかりとした教材のリサーチが大事です。というかそもそも流行りの教材を私は信頼していません。
本当に、英語が1カ月で聞きとれるとか?そんな魔法があったら誰も苦労しません。そんな教材に騙されないで欲しいですね。
確かに、「なるほどな」と思うコツはありますが、しっかりと教材をリサーチすべきです。

④短期間で集中して勉強した事
ちょっとずつ勉強したのでは
文法の全体像をつかむ事も出来なかったし、
英単語だって覚えられなかっただろうし、
英会話なんて週に1、2回では絶対伸びない。


最後に知っておいてほしい事など


英語は強力な武器ですが、魔法のステッキではありません。
英語を勉強した後に有利な条件で就職できるかっていうと必ずしもそうでもないですし、人生に劇的な変化があるかっていうと、そうではありません。
あくまでも良好なコミュニケーションを取るための道具です。その道具を生かすかどうかは本当に人次第です。
英語が完璧に話せるようになったのに「英語を使わない仕事」に就いた人も多くいますし、海外での内定をもらった人もいます。

英語力は勉強すれば必ず伸びます。特別な能力は必要ありません。ただし手に入れた強力な武器をうまく使えるかどうかは本人次第です。
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コメント

No title
すごい!短期間でそんなに英語が上達するものなんですね。

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記事を書いている人

Junan

Author:Junan
英会話を身に着けるまでの道のりは長く、先が見えにくい「航海」のようなものです。
元船乗りの駐在員が座標を見失わないように具体的な情報を発信していきます。
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